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『Terminus』(2/2)


何がきっかけとなったのか。
『Terminus』が聴きたくて仕方がなく、ずっと聴いていた時期がありました。
昨年の夏頃です。
そして、感想を書こう!と思いました。
どうしても、「解散」のイメージと切り離せないこのアルバム。
けれど書き始めてみると、自分でも意外なほど「曲」に対する感想が出てきました。
もちろん、解散にまつわる思い出が頭をよぎらないないわけではありません。
それでも、レビューと呼べるような感想は書けたかなと思っています。


「trade」

さわやかなイントロ…かと思いきや、Aメロ直前でひねくれ感が。
GARNET CROWらしいですね。
そして、ぽんっと「愛」という歌詞。
どストレートなようで、やはりそうではないんですよね。
単純な「愛」を描かない七さんです。
「鼓動」「慟哭」という強い言葉で曲が引き締まる感じがします。

ライブでは、サビの「あぁ」で由利さんが手を上げていました。
今もそのかっこいい姿を思い出します。
しばらくは、そんな記憶がつらかったのですけれどね。
今ではぞくぞくっとして…
でもやっぱり、ちょっと寂しいですかね。
何度か繰り返される「あぁ」ですが、Dメロのあとは他と違う感じがします。
歌詞に引っぱられて、なのでしょうか。
切実さがにじみ出ているように聞えます。


「Maizy」

切なさ全開の曲。
「Maizy」と呼びかけずにはいられない、といった歌声です。
全体的にやさしいメロディーの中で、一瞬、不穏なメロディーが混じります。
そんな1番と2番のつなぎが、曲の雰囲気を単調にしていないようにも感じますね。

「あの日無くそうとした 今を未(ま)だ生きているね」
このくだりがすごいです。
「心強くあれと残酷なささやきね」
この言葉にも、ぐっときます。
降り続く雨。
けれど、最後の星には希望が見えるようです。


「白い空」

何度聴いても、イントロとサビがなかなか一致しない曲です。
イントロ・Aメロ・Bメロ・サビ、という展開に違和感はありません。
ラストはギターでかっこよく締まります。
けれど、リピートして最初から聴くと…
そういえばこういう入り方の曲だったなぁ、なんて思うんです。
曲の最初と最後とで、雰囲気が異なっているんですよね。
なんとも不思議です。
古井さんの手腕に恐れ入るしかありません。

「歴史の波」「ずっと先の未来」などのフレーズから、ある小説を思い起こしました。
昔に読んだ童話も浮かんだりして。
どこか物語性の強い曲ですね。
この曲をもとに書いたら、どんな物語ができるかな。
聴きながら、そんなことを考えたりします。


「Life goes on!」

GARNET流応援ソングですね。
頑張れ!
というより、
まぁダメなところがあってもいいんじゃない?
といった感じでしょうか。
どのフレーズを切り取っても、ふと口ずさむ度に元気が出ます。
もう少しやってみようかなぁ、なんて。
小心者で、見栄を張ってみたけど、不安になったり。
勢いよく飛び出して、でも逃げ道も作っていたり。
三日坊主ですらないとか、自分に言い訳をしたりとか。。。
けれど、それでもいいのだと背中を押してくれる曲です。
「矛盾ばっか!」の叫びに集約されているような気もします。

「ちっぽけな私の悩みなど かき消すようね」
しばらくはこの歌詞が恨めしく思えていましたね。
GARNET CROWで出来た悩みは、いったいどうすればいいの?と。


「P.S GIRL」

クールでかっこいい曲です。
ハモリがまたいいんですよね。
さらにノリノリになってしまいます。
リズムの良さにぴったりハマっている歌詞。
テンポとハモリと、すべてが絶妙なのだと思います。
クセになる曲ですね。
ちなみに、一度だけカラオケで歌ったことがあります。
気持ちよく歌えるようになるには・・・回数をこなさなければ!と実感しました。

ライブで聴いてから好きになった曲です。
由利さん、かっこよかったなぁ・・・と思い出します。


「海をゆく獅子」

とてもGARNET CROWらしい曲だと思いつつも、長らく苦手な曲でした。
それがいつ、どのタイミングで変わったのか。
今では聴くとほっとする曲です。

イントロはまるでレクイエムのよう。
そのまま、ぐぐっと曲世界に引きずり込みます。
サビでパッと開ける視界。
目の前に獅子が現れるかのようです。

この曲は由利さんの歌い方が独特で、歌詞が聴き取りにくくなっています。
私が歌詞カードをきちんと見たのは、このアルバムを聴き込めるようになってからでした。
なので、この曲の全体像がしっかりと見えたのもその頃になります。
だいぶ時間が経ってしまいました。
先延ばしになっている「老人と海」も、そろそろ読もうかと思っています。


「The Someone's Tale」

聴き所の多い曲です。
イントロのピアノに間奏のギター。
そして、コーラス。
主旋律の声にふわっと重なる声がすてきです。
アウトロの、ギターとコーラスの掛け合いのようなメロディーもいいですね。

Aメロ・Bメロの、ぽんぽんと言葉を置くような由利さんの歌い方が好きです。
あえて感情を出さないように歌っている。
そんな感じもします。
サビではバックに力強い音が加わります。
その中で、コーラスのやわらかさ・はかなさが、やわらかい歌詞に寄り添っている感じでしょうか。
そして、Dメロで一転。ここで感情が込み上げてきたかのようです。
どきっとする入り方も好きですね。


「Closer」

ザ・ラスト!な曲です。
そこは他のアルバム曲と同様ですが、1つ異なることがあります。
「1曲目に戻る感じがしないところ」です。
ここで本当に終わり、という感じがします。
物悲しさはGARNET CROWの曲の中でもトップクラスです。
サビの入り方にしても、ためたり、力強いアレンジだったり。
切なさが倍増されています。

ラストアルバムのラストの曲。
これだけはどうしても、客観的に聴くのは難しいです。
思い出が入り込んできてしまいます。
「つないだ日々が確かに」
サビはもう、解散のことを歌っているとしか思えません。
解散発表後はどの歌詞も、ぐさりぐさりと胸にきて、苦しかったです。
とても聴く気にはなれないのに、頭の中を廻っていましたね。
TerminusライブのDVDのエンドロールもこの曲です。
最後に、メンバーが解散を告げるシーンが流れます。
笑って手を挙げるシーンも。
これを思い出すと切なくなってしまいます。


以上、ラストアルバム『Terminus』の感想でした。
いつものように、書きたい!とたまらなくなった曲しか書いていません。
うずき出したらまた残りを書くこともあるかもしれませんね。

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コメント

特別なアルバム

こんばんは☆

けいさんのおっしゃるように、『Terminus』は解散のイメージや記憶がどうしても付いてきますよね。
私も聴き始めたら止まらなく、何度も繰り返し聴いてしまうアルバムです。

完璧なレビューですごいですね・・・!!
けいさんの感想は、共感・納得するところ、新たに気付かせてくれるところもあり、、『Terminus』の世界に浸れる感じで、何度も読み返しました。
GARNET CROWが好きな強い気持ち、切実な思いがとても伝わってきます。

1曲ずつだと膨大になるので、「closer」だけコメントを。
「1曲目に戻る感じがしないところ」というのは確かにそうですね!
今までと違うアルバムのまとめ方・・・エンディングのような、フェードアウトしていく感じが本当に切ないです。
‘ラストアルバムのラストの曲’にふさわしいからこそ、かなり辛く、「解散」という事実を突き付けられる感じがしますね。
でも穏やかで優しく、あたたかいところもある曲なので、だんだんと聴けるようになったことを覚えています。

どうしてもやっぱり特別なアルバムになりました・・・。

他の曲の感想もいつか読みたいです。

奈里さんへのお返事

奈里さん、おはようございます(^^)

完璧とは褒めすぎです...!
でも、Terminusの世界に浸れる、と言っていただけて嬉しく思います★
ありがとうございます(^^)

「closer」はたしかに、ただの「アルバムのラストの曲」だけではないから、さらに解散を強く意識してしまうのかもしれませんね。
他のアルバムのラストの曲のようであれば、ここまでは...と、奈里さんのコメントを読んで思いました。

せつなくなっても、やっぱりこのアルバムは何度も聴きたくなりますね!
聴き続けていたらまた、残りの2曲とともに新たな感想を書きたくなるかもしれません☆

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